例会・大会抄録規定

発表希望者は以下の規定に沿って抄録を作成の上、例会・大会それぞれの担当理事にお申込み下さい。 (3 Apr. 2015)
 


◆抄録の書き方

1)抄録の目的
 英米文化学会では、例会での研究発表の抄録を学術研究上重要なものと位置づけており、研究発表そのものの評価を左右するものと考えている。抄録は、研究発表内容が容易に理解できるように作成する。また発表の場に不幸にして出席できなかった、他の研究者にも研究発表の内容(論理展開と結論)について、容易に類推できるような書き方を採用しなければならない。また、発表時の発表資料の先頭部分には、最終的に受付けられた、抄録を掲載するものとする。
 抄録は発表者が行った研究の内容を表すものであるから、前書き、引用、統計処理への直接の言及、図表の提示などは避け、研究の直接の目的、方法、考察、結論が容易に理解できる文体を採るものとする。特に結論部分に「したい」とか「試みる」のような、実際に発表で行ったかどうか、後で抄録を読む他の研究者が判断できないような書き方は避ける。結論部分は、「論じる」「考察する」「紹介する」「評価する」などの実際に発表の場での発言内容を示す言葉で結ぶ。

2)抄録の書式
 抄録は、以下の書式の条件を満たしているものとする。

イ:タイトル
a)和文タイトル  タイトルに書籍名がはいる場合は、特殊な場合を除き出版年などの書誌データを入れない。
b)英文タイトル

ロ:氏名  共同研究成果の発表では、実際の発表者を筆頭にする。代表者の口頭発表で、ここに記入されている全員に、口頭発表のクレジットが付与されるので、筆頭者のみが口頭発表すればよいものとする。発表者が発表途中で、ここに記入された研究者と交代することは許容される。

ハ:所属  発表者が複数に渡る場合は、全員の所属を提出するものとする。

ニ:抄録の本文  本文の字数は、和文抄録の場合は全角文字350字以上400字以内とし、英文抄録の場合は200語以内とする。 
 
3)抄録の用語
イ:直接の研究対象に関る、日本国外の人名・地名は、初出時に括弧つきで原語表記を付けるものとする。

ロ:専門用語を外国語で直接表記する場合は、カタカナを付ける。またその専門用語に日本語訳があれば必ず付ける。抄録では専門用語についての解説・説明は行わない。

4)提出
 抄録の提出には、上記事項をもれなく記載して、担当理事宛てに、電子メールの本文に添付して送信する。

5)書直しの要求
 担当理事は、抄録の書体統一ならびに上記の観点から、発表申込みに当り抄録の書直しを要求することがある。


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