英米文化学会第175回例会


※第175回例会はハイフレックス開催の予定です。

オンラインで参加ご希望の方は大学教育研究フォーラム作成の

聴講者向けZoomマニュアル(簡易版)

をご一読ください*。

詳しいZoomマニュアルをご希望の方は下記リンクを参照してください。

Zoomマニュアル_配布用(大学教育研究フォーラム)


また詳しい参加方法に関しては、当ページ内

参加方法

をご覧ください。

* ... 大学教育研究フォーラム作成マニュアルを
許可を得て使用させていただきました。







◆英米文化学会 第175回例会のお知らせ Printer Friendly
                (例会担当理事: 河内裕二)

日時:2025年6月14日(土)午後3時00分〜
午後2時30分受付開始
場所:武蔵大学江古田キャンパス(東京都練馬区豊玉上1-26-1)
11号館2階11204教室&Zoom*

*武蔵大学江古田キャンパスを会場として使用し、
同時にオンライン(Zoom)のよるハイフレックス開催の予定。

対象:会員および事前申し込みをされた非会員

参加方法:
会員には前日までにメールでミーティングIDとパスコードをお送りします。

非会員で参加を希望される方は、お名前とご所属を明記し参加希望のメールを事務局MichioTajima(at)SES-online.jp (注:@を(at)に書き換えてあります)までお送りください。ミーティングIDとパスコードをお伝えします。

参加者は「聴講者向けZoomマニュアル」(上記リンク参照)をご参照いただき、開催時間にお伝えしたミーティングIDとパスコードでご参加ください。(マニュアルは大学教育研究フォーラムが作成したものを許可を得て使用させて頂きました。)

ご不明なことがございましたら事務局までメールでお問い合わせください。



開会挨拶
(3:00−)
    英米文化学会会長 田嶋倫雄 (日本大学)    

研究発表
1. 英語学習サポートの利用実態と言語支援サービスの活用:外国語大学における学生のニーズ分析
(3:10−3:50)

    発表 小西文香(日本大学)
    司会 石川英司(城西大学)

2. 1980年代キース・ヘリングと大衆文化、政治そして現代
(4:10−4:50)

    発表 君塚淳一(茨城大学特任教授)
    司会 河内裕二(尚美学園大学)




閉会挨拶
(4:50−)

    英米文化学会副会長 永田喜文 (明星大学)

臨時総会
(4:55−)





研究発表抄録

1. 英語学習サポートの利用実態と言語支援サービスの活用:外国語大学における学生のニーズ分析
小西文香(日本大学)


 大学が提供する学修?援サービスの利用率は全体として低いことが、先?研究において報告されている。そこで本発表では、外国語を専門とする大学で提供される英語学習サポートおよびその他の言語学修支援サービスの利用状況を明らかにし、英語学習サポートの利用促進に向けた方策を検討することを目的とする。独自に作成した質問紙を用いて調査を実施した結果、回答者 424 名のうち、英語学習サポートの利用者は 7.3%にとどまった。英語学習サポートの利用者は、他の学内言語学修支援サービスも併用しており、目的に応じてサービスを柔軟に使い分けている傾向が見られた。一方、TOEIC410点未満の学生 54 名のうち、46 名(85.1%)は英語学習サポートを利用していなかったが、スピーキング力の向上を目的とした他の支援サービスを積極的に活用していることが明らかとなった。以上の結果から、学生のニーズに即した支援を強化することが、利用促進に繋がる可能性があると論じる。




2. 1980年代キース・ヘリングと大衆文化、政治そして現代
君塚淳一(茨城大学特任教授)


 1960年代から幼少期を過ごし、その後グラフィティ・アーチストとして活躍したキース・ヘリング(1958-1990)の作品には、時代からの影響や彼の主張が込められている。それはアート界に限らず、政治、文学、音楽など多岐に渡るもので、アンディ・ウオーホル(1928-87)、ウイリアム・バロウズ(1914-97)、マドンナ(1958-)を始め、彼の人間関係にも複雑に絡み合っていた。1960年代から70年代という時代は、カウンタカルチャー、差別撤廃の公民権運動、ヴェトナム反戦などに始まり、その後、オイルショック、景気後退、離婚率の増加と続いた。そして1980年代に向かいニューヨークではクラブカルチャーが開花し、ポップカルチャーの中に同性愛も浸透したが、AIDS感染症が時代を蝕んでいた。2025年に返り咲いたトランプ大統領が1980年代のレーガン政権(在位:1981-89)を手本にしている今、キース・へリングが作品で我々に託した遺志も改めて読み解きたい。



















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